- 自分に自信がない…
- 自分なんてダメな人間だ…

そう自分を責めないでください!
自分に卑屈ではなんの得もありません。
類は友を呼ぶとも言いますので、卑屈な人には卑屈な人が集まり負の連鎖が起きる環境が出来上がってしまいます!
では、どうしたら自己肯定感の低い人から抜け出せるのでしょうか?
そこを知るために、自己肯定感が低い人が共通してやってしまっている「自己肯定感を下げてしまう行動」を紹介します!
1.自己肯定感とは

自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心、自己存在感、自己効力感、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。
参考:ウィキペディア
簡単に言うと、
- 自分のことが好き
- 自分に自信がある
- 自分を認めてあげられる
- 自分を尊重できる
など自分自身に価値があると思える感情のことだと言えます!
2.自己肯定感を下げてしまう行動
では、自己肯定感を理解した上で
いきなり「自己肯定感を高くしろ!」と言われても難しいですよね。
むしろそれが出来たらとっくにしてると思います。
出来ない→出来ない自分はダメ→自己肯定感が下がる
そしてこの負のループから抜け出せなくなってしまうことはよくあります。
“自己肯定感を上げるため“は一旦置いておいて、”自己肯定感を必要以上に下げないこと“に焦点を当てていきましょう!
「何かをやれ」は精神的にも負荷が掛かると思いますが、「何かをやらないだけ」ならハードルも低くなると思います!
では、実際に自己肯定感を下げてしまう行動を紹介していきます!
そしてこの行動をできる限り避けていきましょう!
1.なんでもとりあえず謝る

- 自分が悪いわけではないのに謝る
- 喋り出しで謝る
- 話しかけられたら謝る
こういう人見かけませんか?
もしくは自分がこうなっていませんか?
なんでもすぐ謝る人は自己肯定感が低い傾向にあって、いつもへりくだり自分の立場を下へ持っていきがちです。
謝ることが口グセのようになってしまうのはあまり良いことではありません。
本当に自分が悪い時だけ謝らないと、謝罪も軽いものだと思われてしまいます。
おすすめの方法としては、
「すみません」と言ってしまいそうになる時に、グッと堪えてなんで謝ろうとしてるのかを一度考えましょう!
だいたいは謝る必要がないと思います!
簡単に謝らないことで、堂々としている自分を感じることができるのではないでしょうか?
これが自己肯定感を下げない一歩となります!
2.失敗を自分のせいにし責める

チームや組織などの集団の中にいる時にありがちな行動です。
集団で何かをするときに上手くいかなかった際、
- あの時自分がこうしていれば
- 自分が任されていなければ
- 上手くいかなかったのは全て自分のせい
このような思考になって自分を強く責める人がいます。
これでは自己肯定感が下がっていく一方です。
冷静に考えてみてください。
集団の中で自分一人が悪いなんてことは滅多にありません。
もっと言ってしまえば連帯責任です!一人一人に責任があるわけです!
もっと軽く捉えましょう!自分を責めても何も変わりません!
それどころかそこから崩れてさらなる失敗が生まれるかもしれません。
反省し切り替えて次上手くやれたら良い!
このくらいの考え方で十分です!
自己肯定感を必要以上に下げないためにも自分を責めすぎないようにしましょう!
3.他人の顔色を伺い過ぎる

一緒にいる相手に対して、
- 怒っていないか
- 楽しんでいるか
- 自分といることを嫌がっていないか
などが頭から離れず、そこばかりを気にして顔色を伺い過ぎる。
これでは相手も不審がります。
むしろ顔色を伺い過ぎて、マイナスな空気が漂うことになることも!
極端に表現しますが、自己肯定感が低いと「こんな自分と一緒にいてもらうなんて相手に悪い」と考えてしまいがちです。
でも、よく考えてください。
本当に嫌であればすぐそこから離れていくはずです。
あなたと一緒にいることを望んでいる人に対してそのようなことを考えるのはむしろ失礼だと思うくらいでちょうどいいと思います。
気を遣うことも大切ですが、一緒にいる時間をもっと大切に過ごすことに気持ちを持っていきましょう!
4.褒められたら否定する

この行動もとても自己肯定感を下げてしまう行動の1つです。
・相手:かっこいい(可愛い)ですね!
・自分:いや、かっこよく(可愛く)ないです…
・相手:その腕時計素敵ですね!
・自分:いや、安物なんで…
・相手:スタイル良いですね!
・自分:いや、全然悪いです…
と、こんな感じでせっかく褒めてもらっても
- どうせお世辞だ…
- 自分にそんな魅力はあるはずない…
などと考えてしまい「いや…」と否定から入ってしまう。
これでは自己肯定感は下がっていく一方です。
褒められた時は感謝から入るようにしましょう!
感謝と一言加えるだけで会話のキャッチボールも成立します!
“話すことが苦手“という人もぜひ活用してみると良いと思います!
・相手:かっこいい(可愛い)ですね!
・自分:ありがとう!あなたもかっこいい(可愛い)です!
・相手:その腕時計素敵ですね!
・自分:ありがとう!リーズナブルな価格で良い買い物したよ!
・相手:スタイル良いですね!
・自分:ありがとう!結構気を遣ってたから嬉しい!
こんな感じですね!
自己肯定感を下げることなく、コミュニケーションもしっかり取れて良いことばかりです!
ぜひ意識してみましょう!
5.他人と自分を比べる

- あの人は自分と比べて頭が良い
- あの人は自分と比べて仕事ができる
- あの人は自分と比べて人気がある
- あの人は自分と比べてお金持ち
いくら挙げてもキリがないのでこの辺にしておきますが、他人と自分を比べる機会はたくさんあります。
ただ、比べる相手を間違える、もしくは比べ方を間違えると自己肯定感を下げる原因になってしまいます。
まず、比べる相手についてですが、
圧倒的な格差がある相手と比べてしまっては劣等感を強く感じてしまいます。
そして大体当てはまる事として、その比較は「自分はできない人間…」と落ち込んでしまうだけでほぼ意味がありません。
目標とする分にはモチベーションを上げることにも繋がりますが、落ち込んでしまうくらいであれば比較する習慣はやめましょう!
次に比べ方についてですが、
- 相手の良い点に対し、自分はこんなにダメ
という比べ方は自己肯定感を下げてしまいます。
冒頭の例に当てはめると、
・あの人は頭が良い→自分は頭が良くない
と比べてしまうのはよくありません。
このような比べ方をしないだけでも自己肯定感を必要以上に下げてしまうことを避けられます!
さらに良い比べ方としては、
- 相手の良い点に対し、自分もここが良い
という比べ方です!
こちらも冒頭の例に当てはめると、
・あの人は頭が良い→自分もこの分野なら負けない
こんな感じですね!
さすがにポジティブに振り切っているところもあり難しいかもしれないので、まずは悪い比べ方をしないようにすることを意識しましょう!
3.自己肯定感を下げないためのまとめ
いかがでしたでしょうか?
読み進めていく中で、「あ〜、自分のことだ…」となった方はこれからその行動をできるだけ回避しましょう!
こういった行動を意識して回避するだけで自己肯定感は必要以上に下がっていきません!
下がらなくなったら今度は自己肯定感を上げるために徐々に行動していく!
このステップを1つずつしっかり踏んでいって少しずつ自己肯定感を上げていければ良いと思います!
この記事が下がり続ける自己肯定感にストップをかけられるよう役に立てたら嬉しいです!
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